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ゲスト&イベントギャラリー - GUEST & EVENTGALLERY -

プロフィール:

軌保博光 改め てんつくマン/
のりやすひろみつ
1968年兵庫県生まれ。
元吉本興業TEAM 0(相方:山崎邦正)としてダウンタウンの番組を中心に活躍。 1994年、映画制作と言う夢を見つけ、吉本興業を退社。 98年に原宿で開催した「あなたを見てインスピレーションで言葉を書きます」と言うパフォーマンスが大ブレイク。 現在までに7万人の人々に勇気と感動を与える。 2003年にはついに7年半の夢であったドキュメンタリー映画が完成、過去4年間に10万人の観客を動員。 現在はドキュメンタリー映画第二弾のプロジェクトを進めると共に、海外支援や環境問題に力を注ぐ。
てんつくマン(インタビュー)インタビュー日/2008年8月16日

"数秒間見つめあった後、墨と筆を使い、一瞬の閃きで言葉を書き下ろす。"
過去7年間にわたり7万人に勇気と感動を与えつづけてきた「てんつくマン」の書き下ろしパフォーマンスを熊本パルコ店頭イベントスペースにて開催! 今回もたくさんのお客さま一人一人と向き合い、魂を込めた作品(言葉)を書き下ろしていただきました。インタビューでは現在「てんつくマン」氏が力を注いでいる環境問題や、熱いメッセージをお届けします♪

●熊本パルコでのパフォーマンスは今回で4回目になりますが、その他でも熊本へは結構来てくださってますよね?

そうですね、熊本パルコでは4回くらいですが・・・熊本へはもう10回以上来てると思います、もう数え切れないですね。

●10回以上!それは全国でも多いほうですか?

ぼちぼち、の方ですね。少ない方ではないです。熊本は本当にいろんな縁があります、市長と仲良くさせていただいたりと。

●初日に市長と対談されてましたよね。

はい、駅前が芝生になるんですよ。線路の下って全部アスファルトなんですが、鹿児島が今、全部芝生に張り替えてるんです。温度が10度違うんですよ、アスファルトと芝生では。なので、芝生にするとヒートアイランド現象が起こらなくなってくるんです。 街自体も涼しくなってくるから、クーラーもそれほど点けなくてもよくなって、電気代もかからなくなり、景色も良いから相乗効果がめちゃくちゃあるんですよ。

●涼しげですよね、芝生のある街の風景。

街に行ったのに癒される、みたいな。鹿児島はまず駅前だけで、全部やろうと思ったらものすごい予算がかかってしまうんです。その予算を税金から出さずに有志で集めていって・・・僕が勝手に提案してるんですが、例えば「何千円払うと、何センチの芝生ができます」って感じにすると"僕がこれだけ払ったから、これだけ伸びたんだ"って、芝生が広がることが楽しくなって、みんなお金をだしていくといいなって。

●熊本城も築城400年で、1口城主を募集していたんですよ。

そうですよね、12億円集まったと聞いてます。海外からも、城好きな方たちから集まったらしいですね。熊本出身で、東京や大阪に出た人たちが「熊本に恩を返したい」って思ってる人がいっぱいいるんですよね。市民力です。

●熊本の印象はどうですか?

やっぱり温かい人が多いと思います。あと、恥かしがり屋さんが多いと思いますね。あんまり自分が思っていることを出さないとゆーか・・・出したらええのに!(笑)って思いますよ。でも、またそれが可愛かったりするんですけどね(笑)。

●熊本に来たら必ずコレをする!とか、ここに行く!とかありますか?

今回は熊本パルコのお向かいのカフェにハマりましたね。毎日行ってましたよ(笑)。あの暗さと、あのソファの柔らかさと!あの雰囲気にハマって。もう、熊本来たらたぶん毎日行くと思います。

●きっかけは、どなたかに連れて行かれたとか?

友達に連れて行ってもらって。座った瞬間に、めっちゃ癒されて。昼間でもあの暗さ!あんなもんでいいんですよ電気ってね

●暗いところで本を読んだりすると目が悪くなる、って言われてますが・・・。

たぶんね、暗いところで読むと逆に良くなる気がします(笑)。見ようとするから、目が本来の機能を果たそうとすると思う。この前、特攻隊のおじいちゃんの話でね"昼間でも星が見える"んだって。

●えー?!

相手の飛行機をまず、1秒でも早く発見しないといけないから、とにかくみんなめっちゃ目が良くなるんだって。80歳でも視力が1.0とかあって、だから鍛えようと思えば鍛えられるんだと思う。

●今はこういったパフォーマンス以外にも映画や環境問題にも取り組まれてますよね?

今やっているのは、中国での植林、カンボジアでの海外支援、小豆島で村作り。個展、講演会、映画制作くらいかな。

●"くらい"って言えないくらいの、ものすごい活動ですね。

いえいえいえ(笑)。なんかね、やりたくなったらやってしまうので。職業にとらわれる必要はないかなと思って。仕事は自分自身みたいな感じ。自分のやりたいことをやることが、自分の仕事をしてるって感じで。それが少しずつ増えてきて、次は町作りをしたいなと思っています。

●今されている小豆島の村作りから、今度は町作りに?

市長とお話しをしていて、市くらいの大きなところをハッピーにするっていうプロジェクトに参加したいなと思っています。

●村と町の違いは、規模だけですか?

市、となると行政で予算もあるし。市長さんがどんな人であるかによって、市が生きたり死んだりもすごく大きいし。市長さんがいい旗を振ったら、おじいちゃん、おばあちゃんも不安なく安心して暮らしていけるから。子供もおじいちゃん、おばあちゃんも、すごく元気な、そんな市ってステキやな、と思うし。そういうことをやりたい!って言ってはる市長さんのお力になれることがあったら、なりたいなと思ってます。

●いろんな活動の中での、近い目標はなんですか?

近い目標・・・"植林ブーム"を作る、っていうのが近い目標ですね。来年はその植林を1円玉で1億円集めようと思ってるんです。今、うっすらうっすらと集め始めてるんですけど、10月頃に正式にホームページを立ち上げて、全国に募集をして、みんなが1円を集めて木を植える。小さい力が集まったら、どれだけ大きな力になって、どんだけ木を増やしていけるか、絶望を希望に変えていけるかを、子供たちに見せてあげたい。それが、近い目標ですね。

●1円玉で1億円、1人で換算すると単純に1億人ですね。

これはね、たぶん数ヶ月で集まると思います。今までやってきた経験の中でいくと、半年かからないと思います。なぜ1円かというと、誰でもができるから。みんなで温暖化を進めたわけだから、みんなで解決しないと意味がないんです。総理だけが頑張ったり、どこかの企業だけが頑張っても仕方なくて、大事なのは、みんなでやったんやから、みんなでケツ拭こうっていうこと。で、みんなでステキな世の中作ったっていうことが大事なんじゃないかと思います。

●みんなでできること、ですね。

大人だけじゃなく、子供も世界を変えれるんだっていうことを、今のうちに子供たちに見せたい。たぶんこれはずーっと続けていくことなので、今年1億円、その次は2億円、3億円になり、世界を巻き込んで、世界中が一番小さなお金を集め始めて。こーんだけ広がっていくんだ、ってことを子供たちに見せていこうと思ってます。すでにアメリカでもやるって言ってくれてる人がいるので、1セントを集め始めます。

●今されている植林は中国の内モンゴル自治区ですが、なぜ中国なんでしょうか?

ひとつは、とにかく木を増やさないといけない。そのためには大きな大地が必要、世界地図を見たら分かるように、中国は面積が大きいので。あと、内モンゴル自治区っていうところは砂漠化がどんどん進んでいて、砂漠化が進むと畑や田んぼができなくなってくるんです。10億人の国の人たちが、自分の国で飯を作れなくなると、間違いなく戦争が起こります。今のうちに砂漠化を止めて、中国は中国でやっていけるようにサポートしていかないと、と思っています。

●パフォーマンスで使われている間伐材は日本のもの?

はい。日本で戦後に杉ヒノキを植え過ぎて、手入れのできていない部分も多くあったりします。そういった国内では売れない木を今、中国がたくさん買いはじめています。ある程度までは中国に買ってもらって、でも大事なのは売るだけじゃなく、次の次の世代のために木を植えていく。植林をしながら木を切っていくってことを、僕らの先輩はずっとしてくれていたから。

●パフォーマンスでは一人一人と向き合い、言葉を書き下ろされていますが、その言葉は頭の中に浮かんでくるのですか?

そうですね。1行か2行だけ浮かぶので、それを書くと次の行が浮かんできて、またそれを書いてまた浮かんで書いてっていう、書き写しみたいな感じですね。

●ヘッドホンをされてのパフォーマンスですが、音楽のリズムにのって書かれてるのですか?

そうですね。自分が気持ちいい音楽とひとつになって、最高の状況を作って、自分の中にその音楽のエネルギーを入れて、そのエネルギーを詩の中に入れていくって感じですね。

●エネルギー、想像以上に疲れてしまいませんか?

心地よい疲れですよ(笑)。どんなことだって、疲れますからね(笑)。それが、ただ心地の良い疲れというか。

●いろんな方に言葉を書き下ろされてますが、ご自身に対してのインスピレーションや閃きは浮かぶのでしょうか?

自分と何か、っていう境目がないんです。なので"自分が書いた"とは思っていないです。

●それは、何かそうさせる力があって?

"使ってもらってる"って感覚です。自分が人を元気にしたとも思っていないですし、使ってもらって、目の前に居る人が元気になって・・・プレゼントをもらって、そのプレゼントをそのまま横流ししてる(笑)みたいな。

●どこから来るか分からないけど、間に立って。

そう、郵便屋さんみたいな。「届きましたよ」って届けたら、そのひとが喜んでくれて。「郵便屋さん、ありがとう!」って言われて。「どーもどーも!!」って(笑)、えぇ仕事やな これ、って。そんな感じですね。

●そこがパフォーマンスをやっていく魅力のひとつ、ですか?

やっぱりそうですね。なかなか無いと思います、こんな仕事。

●過去7年間で7万人の人々に言葉を書き下ろされてるんですよね。

もう、10万人超えていると思います。10年、経ちますからねー。

●10万人!これまでいろんな方々との出会いがあったと思いますが、印象に残っているエピソードなどありますか?

いろんな人たちの印象、たくさん残ってますが・・・。車椅子で来た方が、車椅子のままではなく、一回車椅子から降りて、僕の目の前の椅子に一生懸命座って。車椅子のままでもいいのに、自分の足で立って自分で向き合おうとしている姿を見た時に、もうすごい震えがきました。 あと、末期がんのおじいちゃんがオープニングトークをずっと「うんうん」って聞いてくれて。スタッフの子がそのおじいちゃんに「(書き下ろし)やってもらいます?」って聞いたら「お金がないんや」って。そしたら、そのスタッフの子がお金を出して。言葉を書いたら、おじいちゃんがいっぱい涙を流して。おじいちゃんはフダを付けてて、そこには"I have a Dream"って書いてあってね。私はがんを治したら何々をしたい、って。 そのおじいちゃんの涙を見た時とか、それをボランティアで来てくれてたスタッフの子が全然知らないおじいちゃんにお金を出して言葉をプレゼントするっていう、その優しさに震えましたね。 手伝いに来てくれる子って、すっごい優しい子がいっぱい集まってきてくれるんですよ。そこには、すごい優しいエネルギーが流れてると思います。

●今回もたくさんのボランティアの方が集まっていましたね。

そうですね、今回も30人近く集まってくれて。年々、増殖中です(笑)。

●熊本のファンにメッセージをお願いします。

とにかく、どんなことでも"しょうがない"って諦めるんじゃなく、"やってみましょう"って動いていくこと。自分の1歩は小さい、意味がないって勘違いしないこと。 ひとりが小さなゴミを毎日1個拾った場合、1年後にどんだけゴミが消えてるかっていったら365個ではなく、数万個のゴミが消える。それは何故かっていうと、必ず誰かがやっている事を誰かが見てくれて、そして心が動いて、真似をし始めるから。自分がやり始めれば、必ず自分と同じことをしてくれる人が、必ず増えてくるから。 なので、自分の1歩を諦めることなく、過小評価することなく、1歩に祈りを込めてやったら絶対叶う!

●ありがとうございました!

ありがとうございました!!


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