プロフィール:
DSK(小島大介) /ディーエスケイ(こじまだいすけ)1972年9月7日
熊本県出身
DSKデビューアルバム 「Man and Guiter」発売中
4年間に渡り隔週刊誌「ヤングマガジン・アッパーズ」で発表してきた粘土作品の一部と、その作品集「粘土道」(講談社刊)をひっさげて、片桐斎仁吾郎ことお笑いコンビ・ラーメンズの片桐仁さんが熊本パルコに登場!サイン会開催前の控え室に足を運ぶと、壊れてしまった愛用の粘土作品『カエルちゃん(=携帯電話)』をせっせと修理していた片桐さん。その手をしばし止めてもらって、粘土道に対する思い入れや創作秘話などを聞いてきましたヨ。
地元って、すごく「構える部分」と逆に「構えない部分」の両面 があるっていうか。 あ、でも、全く知らない地域でする場合の「構え方」とはまた違いますね。自分の親も見に来てたりするし(笑)。やりやすいんだか、やりにくいんだか。ちょっと混乱する感じ。でも年に1〜2回は、なんらかの形で熊本でライブをしてるんですよ。
すごく活発だったと思いますね。中学から音楽やってたし。その頃はハードロックをやってたんですけど、例えばメタリカみたいな神経質な感じのものじゃなく、どちらかというと耽美なハードロック。あとはフュージョンぽいのとか。トトとかが好きでしたね。中学ではギターとボーカルでしたけど、高校ではギターだけをやってました。
ソロに関しては、「無意識な状態」の音楽でありたいなと思うんです。基本的に、 まじりけのない感じの、透明感が高い音楽が好きなんですよね。今は、そういう根源的な部分を自分に課して追求しているというか。要するに、狙いがまったくない、自分の本質的な部分でやってる感じ。それって一人だからできることで。というか、今はそれがやりたいからPort of Notesをお休みしていると言えるのかもしれない。Port of Notesはもっと歌ものとして成立させたいし、それなりにある程度「意図したもの=意識したもの」であっていいと思ってます。曲の落としどころみたいなものを見据えるというような、いわば仕掛け的な部分を知っちゃうと、どこか音がいやらしくなるときってあって。それを「知らない状態」に今は戻りたいし、DSKではあえてそれを壊していきたいって感じ。そうやって1度壊したなかから見つけた新たな「方法」みたいなものは、Port of Notesにもいい意味で反映させることができる。そこを通過することで生まれる何かがあると思うから。要するに、ソロ活動は実験の場なんですね。
うまく言えないんだけど、時間と空間にすごく関係があって。基本的には静かなアルバムで、でもそのなかに「高揚感」と「切なさ」みたいなものが「流れ」のなかで同居しているというか。今回、音数をすごく減らしたんですよ。情報が多すぎると気持ち悪くなっちゃうから。自分のギターの音がダイレクトに前に出てくる感じで。 ライブでも言ったけどこのアルバムって、俺のなかでは「阿蘇」がすごくハマりがいいんですよね。自分が表現してきたものを「場所」で例えるとここ(=阿蘇)だったんだなっていう。無意識のなかに存在していた風景、っていうのかな。それが表現に繋がってるっていう実感みたいなものを得ました。
いっぱいありますよ。自分自身が育ってきた街じゃないですか。だから、やっぱり自分を形づくっているすべてになんらかの形で「熊本」が関わってきてると思うんです。それは風景であったり、自然であったり。そういう環境だからこそ宿る独特の「上昇志向」みたいなものがある気がするんですよね。たまたま今日、阿蘇に行ったんだけど、あの雄大な風景を見ながらそういうことを強く感じました。
来年やりますよ。今、もう作ってます。ソロに関しては、ある程度やりたいことが見えてきたという気がするんで。ただソロをやる前の自分とは意識がまったく違うんで、以前とは違うものが出来上がると思います。もちろんPort of Notesのオリジナルカラーというのはあるんで、そこは動かしようがないんですけど。そのなかに、これまでとは根本的に違う部分を入り込ませることができると思うんですよ。俺だけでなく、彼女(畠山美由起さん)もソロ活動で得たものがあるでしょうし、来年のPort of Notesには新鮮な変化が生まれると思います。
ライブとかリリースとか、なかなか情報が伝わりにくいと思うんですけど、Crue-l Record(クルーエル・レコード)のホームページでチェックできますんで、ぜひ見て、これからも応援してください。